この記事では「要らなくなった楽器を売りたい」という方のために、楽器の買取もおこなっているセカンドストリートに関する情報を詳しくご紹介していきます。
セカンドストリートは全国に700店舗以上を構える総合リサイクルショップです。
ブランドものの洋服やバッグをメインに買取をおこなっていますが、実は楽器の買取にも対応しています。
そんなセカンドストリートに楽器を売るときのコツ、またセカンドストリート以外で楽器を売る方法について分かりやすくまとめました。
自宅に不要な楽器が眠っていて処分したいという方は、ぜひ参考にしていってください。
セカンドストリートは楽器の買取も可
セカンドストリートはブランド洋服・バッグ・家電・家具などの買取をおこなう総合リサイクルショップです。
全国展開をしているチェーン店なので、お店を見たことがあるという方も多いと思います。
そんなセカンドストリートでは以下のような楽器類を売ることが出来ます。
- ギター
- ベース
- アンプ
- エフェクター
- ピアノ
- 電子ピアノ
- サックスなど管楽器
この他の楽器でも買取に応じてくれる可能性はありますが、楽器専門のリサイクルショップではないので事前に連絡をしてみてください。
なお、セカンドストリートに楽器を売る場合、利用できる方法は「店頭買取」「宅配買取(ウェブ申し込み)」の2つです。
店頭買取はお店まで自分で楽器を持っていくという買取方法となりますが、近くにお店がある方はこちらを選びましょう。
近くにセカンドストリートの店舗がない方は、ウェブで申し込みをおこない宅配買取を利用してみてください。
ちなみに宅配買取なら全国どこに住んでいる方でも利用できます。
セカンドストリートの楽器買取は安い?
続いてはセカンドストリートの楽器買取価格について見ていきましょう。
セカンドストリートは全国に店舗を構えていますが、楽器に精通する鑑定士が少なく店舗に常勤しているとは限りません。
そのため、ある程度決まったマニュアル査定での買取額となりますので、付加価値が付きづらい傾向にあります。
セカンドストリートの参考買取価格
- Les Paulスタンダード:12万円
- Les Paulスタジオ:4.5万円
- Fender USA American Vintage ST’57:9万円
- Fender JAPAN JG66:5万円
- MARTIN 000-28EC:13万円
※相場と比べて安いということはありませんが、基本的にはマニュアル通りの査定になるといったイメージです。
高価なギターやベースを売る場合には楽器専門店の方が高く買い取ってもらえるかもしれませんので、そういった業者にも査定を依頼してみてください。
その上でセカンドストリートを利用するときには、次の「楽器を高く売るコツ」を参考にしてもらえればと思います。
セカンドストリートで楽器を高く売るコツ
ここではセカンドストリートで楽器を高く売るコツについてご紹介していきます。
付属品を揃えて売る
楽器を売る際は、まず付属品を揃えてから査定に出すようにしましょう。
ギターやベースであればケースと一緒の方が高く売れる傾向にあります。
また、エレキ系の楽器の場合はアンプやエフェクターといった関連機器を同時に売りに出すとプラス査定が付きやすくなります。
そのほかサックスであればリードやストラップ、ピアノならキーカバーやペダルカバーを一緒に査定してもらってください。
手入れをしてから売る
どんな中古品にも言えることですが、手入れをしてから査定に出すというのは基本中の基本です。
やはり楽器は見た目がキレイな方が高く売れますので、自分で出来る範囲でギターやベースなどのメンテナンスをおこないましょう。
また、音を出すために必要なパーツについては新品と取り換えてから売りに出してください。
査定をする際に音が出ないとマイナス評価になる可能性が高まります。
ギターやベースなら弦を張り替えるのに数百円くらいで済みますので、面倒くさがらず音がちゃんと出るようにしてから持っていきましょう。
複数の楽器をまとめて売る
複数の楽器をまとめて売るというのも高額査定を引き出すコツのひとつです。
セカンドストリートは楽器専門のリサイクルショップではありませんが、どんな中古品でもまとめ売りをすると査定が高くなる傾向にあります。
そのため、要らなくなった楽器や関連機器が複数あるならまとめて処分した方がお得です。
なお、セカンドストリートは宅配買取に対応していますので、複数の楽器を売る場合にも自宅から簡単に買取の手続きがおこなえます。
セカンドストリート以外で楽器を売る方法
ここからはセカンドストリート以外で楽器を売る方法についてご紹介していきます。
どこに住んでいる方でも利用できる方法となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
フリマアプリ・ネットオークション
自分で楽器を売りたい場合にはフリマアプリやネットオークションといった方法が使えます。
こちらの方法のメリットは自分の売りたい金額で楽器を出品できるところです。
どんな価格を付けても買い取ってくれる人が現れれば自分にとってプラスになりますので、時間を掛けてでも高く売りたいという方は試してみてください。
また、ネットオークションの場合は思わぬ金額で楽器が売れることもあります。
レアな楽器やビンテージものの楽器であればマニアな方が高値を付ける可能性もゼロではありませんので、ぜひ一度出品してみましょう。
ただし、フリマアプリやネットオークションの利用には「自分で楽器の説明を記載する・出品作業・相手への応対・梱包・配送をしなくてはいけない」といった手間が掛かります。
さらに楽器がいつ売れるか分からないというのもデメリットのひとつです。
今すぐ楽器を売ってお金に換えたいという方には少々不向きな方法と言えますので、こうした手間や時間が惜しい場合には次の「買取業者」という方法を選んでみてください。
買取業者
世の中には楽器を専門的に取り扱っている買取業者が存在します。
楽器の買取業者にはもともと中古楽器の販売をおこなっているお店も含まれますが、こうした業者に買取を依頼すれば正確な査定額が分かるのでおすすめです。
楽器専門の買取業者の場合は、レアな楽器に関してもしっかりと付加価値込みの金額を付けてくれます。
また、優良な楽器買取業者の中には個人であったとしても自宅まで楽器を引き取りに来てくれる「出張買取サービス」に対応しているところが沢山あります。
複数の楽器を売りたいといった方は、ぜひこうした出張買取サービスを利用しましょう。
もちろん実店舗のある業者なら店頭買取を利用することも可能です。
買取業者を利用するメリットは、なんと言ってもその場ですぐに楽器を現金化できるところとなります。
楽器を売るまでの時間が短く、処分が簡単に済むという魅力もありますので、楽器を手放そうと考えている方は専門の買取業者まで依頼を出してみてください。
楽器の買取業者おすすめ10選!無料出張・持ち込みなどギターを高く売るコツも
まとめ
不要な楽器を買い取ってもらいたい方のために、セカンドストリートの情報や楽器を売るそのほかの手段について解説してきました。
セカンドストリートは全国展開している総合リサイクルショップなので、楽器の処分目的であれば利用がおすすめできます。
ただし、なるべく高く楽器を売りたい方の場合は楽器専門の買取業者の利用も検討してみてください。